2019年に読んだ本

1月に1冊、という目標は達成できなかったけど、まあ読んだ方じゃないか。

2019年の読書メーター
読んだ本の数:24
読んだページ数:7915
ナイス数:129

おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
読了日:12月27日 著者:
感情教育 (講談社文庫)感情教育 (講談社文庫)
読了日:12月16日 著者:中山 可穂
ゆれるゆれる感想
前に読んだ「永い言い訳」がよかったのでこちらも。原作映画は鑑賞済み(だったので、兄・稔が香川照之のイメージで読み進めていた)最後まで、事故(事件?)の真相はどちらだったのだろう?と思わせるつくりで、でもそれはメインじゃないんだよな。こんなきっかけがなければ、兄は墓までその鬱屈を持って行けたかもしれないのに…とも思うけど、はたして兄にとってどちらがよかったのか。今回も人と人との間、家族の間に息づく苦しさが描かれていてよかった。もっと著者の作品を読みたい。
読了日:11月04日 著者:西川 美和
パレード (幻冬舎文庫)パレード (幻冬舎文庫)感想
映画を観て最終章を知ってたからか、あまり衝撃!怖い!という印象は受けなかった。
読了日:08月31日 著者:吉田 修一
浮遊霊ブラジル浮遊霊ブラジル感想
あまり自分には合わなかった。津村記久子さん、また長編書いてほしいなあ…と思った。
読了日:08月26日 著者:津村 記久子
きみの友だち (新潮文庫)きみの友だち (新潮文庫)感想
再読。この本に影響されて、自分は学生時代…ああ…(思い出したくない)。友人付き合いの難しさ、この歳になっても感じる。手元に置いておきたい。(それはそうと、最後恵美と「ぼく」が結婚するオチ、今読むとなんかモヤっとするな…)
読了日:08月14日 著者:重松 清
銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫)感想
嘘だろ〇〇〇〇〇〇 行かないでくれ…
読了日:07月14日 著者:田中 芳樹
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)感想
学生時代ならまだしも、今から続き物の長編読めるかな?と思っていたが、一度慣れたらどんどん読み進められた。中高生の頃出会っていたら文体を真似た小説を書きまくっていたかも…。ヤンとユリアンの関係がなかなか萌える。
読了日:06月27日 著者:田中 芳樹
となり町戦争 (集英社文庫)となり町戦争 (集英社文庫)感想
「戦争」の真相がいつ明らかになるんだろうと思いながら読んでいたが、狐につままれたような気持ちになった(そういう意図で書いてるんだろうけど)。そんな終盤、香西さん周りの描写がポエティックになっていくのが余計に肌に合わなかった。
読了日:06月11日 著者:三崎 亜記
ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)感想
文体が結構好き
読了日:06月08日 著者:チャック・パラニューク
新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)
読了日:06月08日 著者:トーベ・ヤンソン
カラフル (文春文庫)カラフル (文春文庫)感想
オチで吃驚させようっていう小説ではないと(たぶん)思うけど、比較的早い段階で展開の予想がつくので、あまり新鮮な感じはしない。この小説のストレートな生への肯定は、中学生くらいのときに読んでいれば好きになったかもしれない。
読了日:06月02日 著者:森 絵都
金閣寺 (新潮文庫)金閣寺 (新潮文庫)感想
難解なイメージだったが意外と読みやすかった。ただ内容を咀嚼して理解するのはまだ時間がかかりそう。有為子、茶に母乳を注ぐ女性、米兵に連れられた娼婦、女性に脚に接吻させる柏木など分かりやすく性的かつ劇的な場面が多かったのが印象的だった。
読了日:05月31日 著者:三島 由紀夫
新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)感想
ムーミン展に行ってきたので再読。中期(?)の作品に比べてどこか不穏な空気が漂う。かと言って暗くなりすぎない、地球の危機なのにどこかぶらぶらしたところもある。前から思うけど、ムーミンの魅力は「ムーミンの名言」みたいなものじゃなく全体を漂う空気感だと思う。
読了日:05月13日 著者:トーベ・ヤンソン
重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)感想
もしやこの本、読書オタクの基礎教養(?)なのではないか?と思い、読んだ。思ったより文体が読みやすかった。内容は特に刺さるものはなかったというか、好きでも嫌いでもないかな…。
読了日:05月08日 著者:伊坂 幸太郎
新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)
読了日:04月30日 著者:トーベ・ヤンソン
終わり (世にも不幸なできごと 13)終わり (世にも不幸なできごと 13)
読了日:04月21日 著者:レモニー スニケット
新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫)
読了日:04月20日 著者:トーベ・ヤンソン
終わりから二番めの危機 (世にも不幸なできごと 12)終わりから二番めの危機 (世にも不幸なできごと 12)
読了日:04月19日 著者:レモニー スニケット
新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)感想
ムーミン展に行ってきたので改めて再読。始めのうちは冬や冬に生きる人々(人?)が好きになれなかったムーミンが、だんだんと冬を理解していく過程がほっとする。ヘムレンさんを追い払おうとしたけど思いとどまったシーン、印象に残っていた。シリーズではもしかしたら一番好きかもしれない。
読了日:04月19日 著者:トーベ・ヤンソン
女子をこじらせて女子をこじらせて
読了日:03月31日 著者:雨宮 まみ
蠅の王 (新潮文庫)蠅の王 (新潮文庫)
読了日:03月21日 著者:ウィリアム・ゴールディング
ぶらんこ乗り (新潮文庫)ぶらんこ乗り (新潮文庫)感想
うーん…こういうふわっとした感じの小説、まあまあ苦手だということが分かった
読了日:02月23日 著者:いしい しんじ
嵐が丘 (新潮文庫)嵐が丘 (新潮文庫)感想
学生時代からの積読をようやく崩した。キャサリン(母)やヒースクリフに腹が立つこともありつつ、情熱的で心を揺さぶられる。翻訳の表現が文学的で、読んでいて心地よかった。
読了日:01月28日 著者:エミリー・ブロンテ

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