読みたい本のメモ130冊+おまけ

今の時期、やりたい・やろうと思ってるけどやれていないことについて、全部「来年のやることリストに入れておこう」と悠長に構えられる。気楽でいいもんですね。

本を読んだりネットサーフィンをしたりして「この本読みたいな」と思った本のメモ。絶対に忘れるので、自分用に。すでに読んだことがある(けど再読したい)ものは★、すでに買って積んでいるものは*をつけた。

津村記久子『やりなおし世界文学』に載っている本

1. スコット・フィッツジェラルド『華麗なるギャッツビー』★

2. ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』*

3. モーパッサン『脂肪の塊・テリエ館』

4. フィリップ・K・ディック『流れよ我が涙、と警官は言った』

5. ケネス・グレーアム『たのしい川べ』

6. サマセット・モーム『アシェンデン 英国秘密諜報部員の手記』

7. カトリーヌ・アルレーわらの女

8. アガサ・クリスティー『パーカー・パイン登場』

9. フレドリック・ブラウン『スポンサーから一言』

10. アガサ・クリスティー『終わりなき夜に生れつく』

11. アントン・チェーホフ『かもめ』

12. A&B・ストルガツキー『ストーカー』

13. アンブローズ・ビアス『新編 悪魔の辞典』★

14. ポール・ヴァレリームッシュー・テスト』

15. コンラッド『闇の奥』*

16. ジェイン・オースティン『ノーサンガー・アビー』

17. モーリス・ブルラン『813』『続813』ルパン傑作集

18. ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』

19. レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』*

20. トーマス・マン『トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す』⭐︎トニオ・クレーゲルのみ

21. 中島敦山月記・李陵 他九篇』⭐︎山月記のみ

22. カート・ヴォガネット・ジュニア『スローターハウス5』★

23. アーサー・ミラー『るつぼ』

24. プーシキンスペードの女王・ペールキン物語』

25. ヴァージニア・ウルフ灯台へ

26. ホフマン『黄金の壷/マドモワゼル・ド・スキュデリ』

27. トルーマン・カポーティ『遠い声 遠い部屋』

28. ヘルマン・ヘッセ『知と愛』

29. ハーパー・リーアラバマ物語

30. F・W・クロフツ『樽』

31.レイ・ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』

32. ハリー・クレッシング『料理人』

33. シャーウッド・アンダソン『ワインズバーグ・オハイオ

34. ウィリアム・フォークナー響きと怒り

35. モリエール『人間ぎらい』

36. カフカ『城』

37. ジェームズ・M・ケイン郵便配達は二度ベルを鳴らす

38. サミュエル・ベケットゴドーを待ちながら』★

39. アラン『幸福論』

40. ラディゲ『肉体の悪魔

41. オー・ヘンリーオー・ヘンリー傑作選』⭐︎一部のみ

42. テネシー・ウィリアムズ欲望という名の電車

43. ジェイムズ・ヒルトン『チップス先生、さようなら』

44. マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』

45. ハーラン・エリスン世界の中心で愛を叫んだけもの

46. ルーマー・ゴッデン『人形の家』

47. カミュ『ペスト』

48. ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』

49. アラン・シリトー長距離走車の孤独』

50. 正岡子規『子規句集』

51. ラファエット夫人『クレーヴの奥方

52. オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』

53. ジョージ・オーウェル『一九八四年』*

54. デュマ・フィス『椿姫』

55. リルケ『マルテの手記』

56. フローベールボヴァリー夫人

57. ウィリアム・シェイクスピアリア王』『マクベス』★

58. スタンダール赤と黒

59. マキアヴェリ君主論

60. ミル『自由論』

61. マンスフィールドマンスフィールド短編集』

62. ボリス・ヴァイン『日々の泡』*

63. ダシール・ハメット『マルタの鷹』

64. チャールズ・ディケンズクリスマス・キャロル』★

65. アーサー・C・クラーク幼年期の終わり』*

66. P・L・トラヴァース『風に乗ってきたメアリー・ポピンズ』

67. ナサニエル・ホーソーン『緋文字』

68. 『孫子

69. ロバート・L・スティーヴンソン『宝島』★

70. ロバート・L・スティーヴンソン『ジキルとハイド』

71. ポー『アッシャー家の崩壊/黄金虫』

72. J・G・バラード『ハイ・ライズ』

73. ウィラ・キャザー『マイ・アントニーア』

74. ゴーゴリ『外套・鼻』

75. ギャビン・ライアル『深夜プラス1』

76. G・ヴェルガ『カヴァレリーア・ルスティカーナ他十一篇』

77. ロレンス『チャタレイ夫人の恋人

78. イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会

79. ヴォルテールカンディード

80. ジャーリィ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』

81. ギッシング『ヘンリー・ライクロフトの私記』

82. R・A・ラファティ『九百人のお祖母さん』

83. サキ『サキ短編集』

84. 『山海経

85. コルタサル『悪魔の涎・追い求める男 他八篇』

86. ラフカディオ・ハーン『怪談』

87. 太宰治津軽

88. アンリ・ミュルジェール『ラ・ボエーム

89. ハラルト・シュテュンプケ鼻行類

90. J・G・フレイザー金枝篇

91. ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟』*

92. チャールズ・ディケンズ『荒涼館』

こんなにあるのか。そしてちょうど100なのかな?と思ったら、そこはないのか。31『たんぽぽのお酒』は大学時代に父が本を送ってきたことがあったが、そのときは父とはかなりの緊張関係にあったため、読まないままでどこかに行ってしまったな……と思い出した。*が結構あるから、そこから挑戦するか。ざっと見るとそんなに興味がないな……というやつもあって、正直死ぬまでに読み切れるか不安になってきた。

現時点で本棚の肥やし

93. ヘミングウェイ老人と海

94. H・A・ジェイコブズ『ある奴隷少女に怒った出来事』

95. ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』

96. カミュ『異邦人』

97. オールコット『若草物語

98. ルイス・サッカー『穴』

99. カポーティティファニーで朝食を

100. トルストイアンナ・カレーニナ

101. ドストエフスキー地下室の手記

102. J・ラヒリ『停電の夜に』

103. W・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』

104. エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』

105. デイヴィッド・ゴードン『二流小説家』

106. ポー『黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇』

107. 遠藤周作『海と毒薬』

108. 京極夏彦姑獲鳥の夏

109. カート・ヴォガネット・ジュニア『タイタンの幼女』

110. レイ・ブラッドベリ火星年代記

111. アニー・エルノー『シンプルな情熱』

112. エーリヒ・ケストナー飛ぶ教室

113. チャック・パラニューク『ララバイ』

待ってくれ、積みすぎだろ。買ったことすら完全に忘れているやつがあってビックリした。あと、108まで紙の本(レトロニム)で、去年「月のラスト金曜日はブックオフの日」にしていた(残業が多くなって自然消滅した)の名残なんだけど、これはちょっと困るな。まず狭い部屋を圧迫しているし、たとえば移動中に読もうと思っても「でも嵩張るんだよな〜」と思って結局持っていかない、なんてことがよくあった。読み終わった後も頻繁に読み返すものは少なく、かと言って捨てるには気に入ってる部分もあるし……と惜しくなってしまう。あと、電気を消しても読めるので、Kindleのほうが夜の読書向き。紙でしか売ってない本の場所を空けるために、これからは持っている本も含めて電子書籍に振り替えていこう。

小説以外の積読

114. 辛島昇『インド文化入門』

115. マイケル・サンデル『これから「正義」の話をしよう』

116. 芝崎みゆき『古代マヤ・アステカ不可思議大全』

117. 石牟礼道子苦海浄土 わが水俣病

118. ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

119. 柴田元幸『生半可版 英米小説演習』

114は『RRR』を観た後に、116は古代メキシコ展に行った後に買って、半分くらい読んで放置しているもの。性格がよく分かる。118は有名だけど読んだことがなくて、アイナナのシナリオライター・都志見文太が何かのインタビューで好きな本?影響を受けた本?に挙げていて、さすがに読むか……と1年以上前に買って、まだ読んでいないもの。早く読んでくれ。

Kindle unlimitedの中で気になる本

Kindle unlimited、プライムビデオと同じで気づくと配信が終わっている。あと、上下巻の上巻だけとか結構多い。なんだその「冒頭15分無料公開」みたいなシステムは。ライブラリに数の制限があるので、完全に自分用にメモ。

120. 『千夜一夜物語』(17巻中1-4巻まで)グーテンベルク21

121. シャーウッド・アンダスン『ワインズバーグ・オハイオ』(グーテンベルク21

122. オマル・ハイヤームルバイヤート』(グーテンベルク21

123. 『ラーマーヤナ インド古典物語』(レグルス文庫)

124. 後藤明『イスラーム世界史』(角川ソフィア文庫

125. ジョン・スタインベック『はつかねずみと人間たち』(グーテンベルク21

126. ジュール・ルナール『にんじん』(グーテンベルク21

127. BRUTUS特別編集『合本 建築を楽しむ教科書』

128. 地球の歩き方編集室『世界のグルメ図鑑』

千夜一夜物語』はスカラビアのオタクなので読みたいけど、最後まで行ける気がまったくしない。っていうかグーテンベルク21のunlimited、めちゃくちゃありますね。読もうと思って言い訳している本、(重なっているところもあるけど)グーテンベルク21光文社古典新訳文庫にだいたいある。ここに挙げた以上、張り切って読んでください。127はライブラリにずっと積んでいるやつ。128は通読したけど、内容を覚えたいもの。普通に買ったほうが早そう。

ほしいけど買うのを迷っている本

129. 『池澤夏樹=個人文学全集 灯台へ/サルガッソーの広い海』

130. 世界の歩き方『ディズニーの世界:名作アニメーション映画の舞台』

129は大学時代に読んでおもしろかったものの、プレミアがついてて値段的に買うのを躊躇っているもの。130は書店でチラ見したら面白そうだったので。でも、これを買ったらさすがにDオタじゃないか? そこまでか? という謎の葛藤がある。

おまけ

読んでない本をたくさん挙げていたら「俺はいったい今まで何をしていたんだ……」という気持ちになってきたので、最後にKindleセール中のおすすめの本を1冊挙げて終わりにします。

大学生の頃図書館で読んで、おもしろかったので(学生時代に中古本を買ったものの線が引いてあったりして読みにくかったので)、社会人になってから2400円+税でハードカバーを買ったやつ。「言語(母国語)は認知や思考に影響を与えるのか?」という内容を、例を挙げておもしろく考察している本。Kindleセール中で50%オフ、たったの649円。さっき「Kindleに置換していこう」と書いたばかりなので3回目の購入をするか悩むけど、とりあえず紙の本を読み直すか……。