23年11月に読んだ本

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:986
ナイス数:39

毒があるのになぜ食べられるのか (PHP新書)毒があるのになぜ食べられるのか (PHP新書)
読了日:11月30日 著者:船山 信次
夜間飛行 (光文社古典新訳文庫)夜間飛行 (光文社古典新訳文庫)感想
イメージとは印象が違った。描写はとても美しいけどテーマ?はシビアだ。あと最近アンディ・ウィアーを読んだからパイロットが生還すると思い込んでたよ。「最優先されるべき原則は個の幸福を守ることではないのだろうか? だが自分がそれを破壊したのだ。とはいえあらゆる金色の聖域は、いつかは蜃気楼のように消滅してしまう宿命にある。(略)おそらくは救うべき別の何か、より永らえる何かが存在するのだ。おそらくは人間のその領域に属するものを救うために、リヴィエールは働いているのではないか。」
読了日:11月21日 著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
世界史を大きく動かした植物世界史を大きく動かした植物
読了日:11月20日 著者:稲垣 栄洋
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下プロジェクト・ヘイル・メアリー 下感想
『火星の人』を読んでいたので、これも(行きて帰りしならぬ)「生きて帰りし」物語なんだろうな、と思っていたので結末に驚いた。「臆病者」だった主人公が、ロッキーとの友情を通して変化したのを感じた。下巻も次から次へと問題が発生するが、知識・技術・仮説と実験・そして諦めない心で試行錯誤して問題を解決する。人間讃歌だ。あと文体がマジでいい。「重力があるとカップを、ないとパウチをさしだすのは、考えてみるとなかなかクールだ。<ヘイル・メアリー>のイェルプレビューを書きこむ時には忘れずに書くようにしよう。」
読了日:11月06日 著者:アンディ・ウィアー

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