雑記0328

ゴッホアライブとお台場

友人とお台場方面で遊んで、いつものことながらすごく楽しかった。ゴッホアライブに行ってきて、「考えるな、感じろ」型の展示で結構面白かった。音楽とスクリーン投影?プロジェクションマッピング?で印象的に絵を見せていて、チームラボ的な感じかな。

改めて比べると、普通の美術館の展示ってかなりアカデミックなものなんだな〜と再認識した。基本的には別物というか、美術館の展示がこっちに取って代わられることはないかと思うけど(たぶん……どうかな……)、エンターテイメントの一つとしてこれから続いていくんだろうか。しかしゴッホの劇的な人生込みで完成している感じが、分かりやすいけどちょっと切なかった。ひまわり畑の中で踊らされるARゴッホくん……。

ところでお台場方面をウロウロしながらずっと「ダンジョン飯、イイ……」の話をしてた。ダンジョン飯は本当にイイので。こういう話した内容の記憶と場所の記憶は意外と分かち難く結びつくもので、しばらくお台場といえば「友達とダンジョン飯の話をしたな……」と思い出すかもしれない。インドカレーを食べて、またウロウロしていろんな話をして帰った。楽しかったな〜。

ミネラルザワールド横浜

A氏と友人と横浜のミネラルザワールドに行った。宝石・鉱物には全然詳しくない上、原石はともかくルースにはあまり興味がなかったんだけど、とても楽しかったよね……。テーブルウェア展も気づいたら毎年行くようになってしまったし、掘り出し物感がある即売会に弱いのかもしれない。同人即売会には今後もう行かないけど、これ系のやつはもっと発掘しても面白しそう。

買ったもの、宝石ガチャ。こういう運試し系のブラインド商品、ホントに好きだね〜と我ながら呆れてしまう。自分では買わないような、しっかり深い緑のトルマリンが出て嬉しかった。アクセサリーに加工しようかな。友人の石だけ鑑別書が入ってて、「たぶんこれがSSRだ……」とウケた。

他に買ったもの。ウォーターメロントルマリンの指輪、形に原石っぽさがあってかわいい。オーバルのモザイクオパール、ピアスにしようと思って買ったんだけど、PAGE BOYのトップスとかにありそうな柄でとてもよい。ラブラドライト、黒に青緑の偏光が入ってて、自分が好きそう。デンドリックオパール、デンドリック○○で何を買うか迷って購入。黒い台座の指輪につけたら絶対かわいいけど、他の種類もやっぱりほしいな……。これだけ買っても1万円に届かなくて、ブースにもよるけど価格設定が安すぎる。

ほか、買わなかったけど見つけて興奮したもの……フォーダイト。

https://www.kenkengems.com/apps/note/fordite-column/

フォードの加工工場でできた、塗装が層になってできた人工鉱石。「僕おも」で言ってたやつだ!と興奮してしまった。人間の営みの中で生まれた鉱石ってロマンがあるよなあ。ルースというかアクセサリーパーツばかり買っちゃったけど、原石系も一つくらいほしい気持ちもある。しかし本当に一生見てられる空間だったな……。

お昼がわりに馬車道でパフェを食べて、夜に中華街で飲茶して帰った。すごく楽しかったし、ミネラルショーはまた行きたい。

九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー

買おう買おうと思って買ってなかったので買った。改めて言うまでもないけど、絵がめちゃくちゃうまい。こんなに描けたら楽しいだろうなと思ったけど、そもそも九井先生は絵を描くのがとても好きなんだろうな……とも思った。キャラ設定や漫画だけでなく、スケッチも淡々としたエッセイ的なした味わいがある。

冒険者バイブルを読んだときも思ったけど、細部のキャラの作り込みがすごい。しかし自分のキャラを我が子のように愛しているというよりは*1、世界観や設定を詰めて作り込んで考えるのが好きで、キャラクターもそのうちの一つという感じがする。キャラ設定に限らず、漫画の中では進行の妨げになりそうなものはとことんスルーしていく姿勢もすごい。だから漫画から余計なものが臭うことなく、ストーリーとメッセージがすとんと落ちてきて、マジですごい作品だな、ダンジョン飯って……。

仕事熱心と余暇時間

自慢になってしまうが、全社内投票で決まる「昨年特に頑張った社員ベスト3」みたいな社員の1人に選ばれて、驚いたけど嬉しかった。自分は内向的であまり要領がよくない一方で、比較的実直で勉強熱心に見られやすいようで、過大評価のような気がするがありがたい話である。いろんな方面でできることが極端に少ない人間なので、ポジティブな評価をもらえると浮かれてしまうし、自分がやれることならもっと頑張るか……と単純にやる気が出る。

しかし仕事って、「普通のフルタイム」で働いても週5日 1日8時間は拘束されるわけで……。ここにさらに仕事の勉強をしていこうと考えると、時間っていくらあっても足りないなと心底思う。社会人の時間の価値って学生とは比べ物にならないよな。自分もよく人に作品を勧めて感想ほしがってしまうんだけど、あまり褒められたものじゃないよなと思う。その人にはその人の時間の使い方やライフプランがあるんだし……。だから昔より同じ作品の感想で盛り上がれるのは貴重だなと思うし、勧めたものを観てくれるA氏は他人に誠実だと思うし、感謝している。

とりあえず人から勧められたけど手をつけられてないものが溜まっている。特にゲームは時間がかかるから本や映画より腰が重くなってしまうんだけど、とりあえず今年のGWはLast of Usやろうかな……。

*1:キャラがかわいくて仕方ないんだろうな、と分かるこの手のタイプの漫画家も割といて、作品の良し悪しは別として個人的には苦手な姿勢だったりする……。

雑記0315

御堂虎於さんお誕生日おめでとうございます。

カード絵カワイ〜。胸元の開きっぷりがすごいけど、パールがかわいい。ラビチャはこれから読みます。

毎年言ってるけど虎於さんをこんなに好きになると思わなくて、う〜ん、自分でも予想外です。ヴィラン側の人間はむしろ好きなんだけど、最初は女性への態度にかなりやだみを感じてて、空っぽの人間が持つ色気みたいなものをあまり感じてなかったんだよな。いつからこんなに好きになったんだろう……やっぱり4部からか……? ユキさんもそうだけど、もともと自分の好きなタイプではないキャラを好きになるのも作品の力だな。

誕生日曲も聴いた。最初は軽快でオシャレで似合うね〜くらいに思ってだけど、繰り返し聴いてたらニヤニヤが止まらなくなってしまった、萌えのあまり……。あっちの世界のファンは虎於の弱いところを知らないので、ちゃんとプレイボーイらしい歌詞で、かつ我々プレイヤーとしても萌えられるのがいいね。しかしエモに寄せすぎずにこういう歌を歌わせてくれるあたり、巳波さんって虎於さんのことマジでよく分かってるよね。虎於さんの暴いてほしくないところをそっとしておいてくれる察しのよさと優しさがあるので、プライベートではここが一番うまくいくと思う。

話が逸れたけど特にBメロにあたる部分?(柔らか〜な素肌の上に〜♪)よかった。歌い方も合ってるし、この2人のムーディーな感じが出てる。ŹOOĻの中だと何故か低音パートみたいな感じになってるけど、虎於の声って全然低くないな?と思ったり……。「Diamondはこの気持ちかもしれないな」、「美しいダイヤさえも粉々に破壊しよう」からは随分遠いところまで来たもんだ。そっち側が分かってしまったのが虎於さんのやり直すきっかけでもあるし、同時に不幸でもあるな〜と思う。一生過去の自分に追いかけられ続けてほしい。

◾️

ツイステさんも4周年おめでとう。離れてる時間のほうが長かったので、早いようなそうでもないような。アニバーサリーメダルのためにガチャを回してたら、砂漠でオアシスを見つけた顔にさせられて笑いました。

メダルはユニオンバースデーと交換した。ユニオンバースデー、グルーヴィー後が年相応ですごくかわいいけど、そもそも服やワッペンがふつうにかわいい……。

自分は一度好きになったキャラの全部がかわいく見えてしまうオタクなんだけど、ジャミル、どこが好きか聞かれると自分でもよく分からん……。「カリムとジャミルの関係性のよさ」なら分かるんだけどね……。鬱屈を溜めて溜めてドッカーンするカタルシスもあるけど、怒りの中に生きているのに素の姿があんまりテンション高くないのも好きだな。基本的には落ち着いているキャラが好きなんだと思う。そういう自分を律する力が強いキャラが葛藤の果てに爆発してしまうのも好きで、丸藤亮とかもその系統かもね……。

感想0307

アイナナ 8周年ストーリー第2話

大和さんの服、何?

いや〜ユキさんって……やっぱりいいな……。ユキさんの、大きな声では言えないがアルファベット3文字くらいで言い表せそうな性質が、改めてヒシヒシと感じられてかなりよかった。特に本当の自分に気づいたのはいつ?という問いに対する答えがあまりにもユキさんで、でも自分も割とそっち側なので、しみじみしました。頑張っていい人間に擬態してるユキさん、完全にはできてないユキさん、分かるな〜。ユキさんのマイペースだけど寂しがりな匙加減、しみじみいいな。

あとモモさんが口喧嘩強いっていうけど、ユキさんもだいぶ強いのでは? 嫌な言い方をすると「レスバが強い」というか……。モモさんは説得して言いくるめようとしてて、ユキさんは売り言葉に買い言葉で言いすぎるタイプってことだろうか。でもうっかり言いすぎてモモが悲しい顔してて……😔みたいなこと言ってるのが、子供の喧嘩みたいでかわいいなと思った。

ŹOOĻさんは相変わらずトウマと3人の面倒臭い彼女たちをやっているようで。グループの関係性を聞かれたとき「狗丸さんと私たち」の話になっちゃうのがおもろいな。察してはくれないけど真剣に向き合おうとしてくれるトウマ、かすがいだな〜と思うしそのことにみんな気づいてるのがいい。巳波と虎於から迫られるトウマ100%見たい。悠が外村妹で。

前回に引き続き、〜しばらくお待ちください〜の天丼ギャグ、面白いっちゃ面白いけどアイドルとして大丈夫かこの人たち?と思ってたけど、巳波さんが違う文脈で使ってて、そこはちょっとよかった。巳波さんって本当に春樹さんのことが好きだったんだな……。でも自分が一方的に好きなだけで相手はそうじゃなかったことを察してるのが切ないね。察せない彼氏とよろしくやってほしいです。

曲も聴いた。カメカメカメレオン♪ かわいい。いい感じに力の抜けたchillな曲だ。ŹOOĻではアクセント的な色になりがちな巳波さんの歌声だけど、結構自然に馴染んでるな。

卯月コウ スーパーダンガンロンパ2 2章非日常編

配信って可処分時間に対して拘束時間が長すぎるので、基本リアルタイムでは観ないようにしてるんだけど……観てしまった。観ちゃうだろ。

2章学級裁判、自分は大大大好きだけどコメントが侃侃諤諤になりがちなので、ウヅコウサンがどう思うのか心配だったけど……杞憂でした。つらい……😭とかじゃなくて、うわ〜いい〜!👏なのがウヅコウサンなんだな。自分もそっち派だ。「『殺されちゃっても仕方ない』じゃなくて殺しがいけないことは大前提で、感情を揺さぶるものがある。真善美のようなのを感じる」みたいなことを言ってて、この人は作品の捉え方がマジでいいな……と思った*1。九頭龍はともかく辺古山には全然興味なさそうだっただけに、なんていい反応なんだ……と観てて嬉しくなってしまった。

ウヅコウサン、コメントがいろいろ言ってても自分の言いたいことを貫くのがものすごくいい。配慮して最大公約数を選ばないというか、いい意味でホスピタリティがあんまりない。だから「待って!これって〜何とかかんとか」って流れに関係ない妄想を繰り広げたりするんだけど、そのシュールな面白さ含めてかなり好きなポイントだ。観てるのが雑談じゃなくて実況配信だからかもしれないけど、あんまりこっち側=視聴者に迎合してほしくない……という意識があるのかも。アイナナ実況も、オタクの感想たのし〜という気持ちで観てたけど、4部10章で「2人の間で起きたことを俺らがジャッジしたところで何の意味もないからな」と言っていたとき、この人の実況はこれからも安心して追っていけそうだと思ったのを覚えている。

普段Vや配信者あまり観なくて、ちょろちょろ観ては「自分にはない才能ですげ〜」という気持ちで終わるんだけど、ウヅコウサンはやっぱり……いいな。単に最初に観たものを親だと思うオタクの雛ごころもあるけど、それだけじゃなくて……話の端々でいにしえの香ばしいオタクすぎるだろと思うんだけど、しょうもないおふざけ*2と真面目にやるところの見極めとか、作品に入り込みすぎず距離を保ててるところとか、いろいろひっくるめてウヅコウサン、いい……と再確認した。またアイナナ実況してくれたら絶対観よう。

*1:そもそも倫理的な話を始めたら、高校生たちにコロシアイをさせるなとしか言いようがないので……

*2:ときどき本当にキショい。

感想0304

Poor Things(哀れなるものたち)

youtu.be

ファーストデイに観た。いい時間にやっていたので。思ってたより面白かったです。

この監督の作品を初めて観たんだけど、不協和音のようでギリギリ不協和音の劇伴とか、非常に凝った画面、ぼかしや魚眼レンズの多用など、好みが分かれそうな濃い味付けだな……と思った。特に美術はすごかった。引きの絵で一気に非現実的な造形を見せてくるところが、他の作品では味わったことがないなと思いました。すごいと思うものの自分的には好きでも嫌いでもなかったんだけど、テーマがかなり直球で「女性の自立」だったので、そのギャップがちょっとおもしろかった。テーマ自体もそうだし、女性の性欲が忌むべきものではなくからっと描かれてたのも好印象でした。

しかし語り口は悪趣味なダークコメディで、テーマとややアンマッチな気がして(ラストで思い切りそっちに振ってるところとか)、若干どっちで楽しんだらいいのか分からない気持ちになりました。でも役者もピッタリで演技も力が入ってたし、いいもの観たなという満足感が大きい。特にサブだけどマーサとハリーがいい感じでした。マーサが「殺されるのは初めてだわ」と言うのに対し「死にたいらしい、やってやれ」みたいなこと言うハリー、さすがにちょっと萌えだろ。

この監督の作品、名前は聞いたことあるけど観たことないので、他の映画も観てみようと思った。

Anatomie d'une chute(落下の解剖学)

youtu.be

上とは打って変わって、バキバキな編集や劇伴がない(音楽は序盤で夫が流す音楽と息子が弾くピアノくらい)という一見地味な映画でした。印象的なカットはあるけど、ポスターになってるシーンが一番人目を引いた。正直言って裁判が始まるまではときどき眠たく感じたけど、裁判が始まってからは緊張感がありました。

事件の真相は最後まで明かされないんだけど、これはそういう真相解明スッキリ系の映画ではないな、というのは何となく序盤で分かる。だからまあ予告編で匂わせてるようなミステリーとかサスペンスではないよね。結局何が起こったんだという気持ちも正直ないではないけど、観客への情報の提示のされ方が印象的でした。手書きのメモ・ミニチュア・CG・現場検証とありとあらゆる形で事件のシミュレーションがされるけど、どれを信じたらいいか分からない。回想のように見えるシーンはあるんだけど全てが推測によるもので、その推測でさえはっきりと映さない部分があって、喧嘩の録音が映像から音声のみに移り変わるシーンは「うわっ」と思った。だから何というか……「起こったこと=事実」は確かなものがあるんだろうけど、それが誰にとっても同じように見えるとは限らないし、事実を証明する手立てがないとき人はどうするか?という話……だと思う。あまり自信がない。視覚障害のある息子ダニエルが「何を信じたらいいの?助けてよ!」と涙を流す場面があるんだけど、彼と同じ気持ちになりました。というか彼=観客にかけられる言葉こそがこの作品のメッセージなんだろうと思う。そう思うと彼が出した結論は、それが本当に起こった事実であるか否かはあまり問題でなく、彼がそれを選んだということに意味があるんだろうな……と思った。

観てすぐはそんなに満足感がなかったんだけど、寝る前布団に入ってふと思い返すところがある作品だった。あとこれは観た全員が思うことだと思うけど、犬の演技がすごすぎ。

2月に読んだ本と観た映画

読んだ本

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:6433
ナイス数:5

闇の奥 (光文社古典新訳文庫 Aコ 3-1)闇の奥 (光文社古典新訳文庫 Aコ 3-1)感想
読んで1週間経つけど、いまだにこの本にどういった感想を持てばいいのか分からずにいる。凄みがあって単純に面白かった…のだが、描きたい内容がいまいち掴みきれなかった。自然の魔性?帝国主義批判?「誰にも束縛されずに歩いていく人間が、孤独をくぐり抜け、静寂を通り抜けて、原始の世界のどんな異様な場所へたどり着いてしまうことがあるか、君らにわかるはずがない。」
読了日:02月21日 著者:ジョゼフ コンラッド
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
読了日:02月11日 著者:J. K. ローリング
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング,松岡佑子
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング
ハリー・ポッターと秘密の部屋ハリー・ポッターと秘密の部屋
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
読了日:02月11日 著者:J.K.ローリング

読書メーター

観た映画

Five Nights at Freddy's

musizuwalk.hatenablog.com